コラム:中国で広がる失業危機、建国以来最悪の恐れ | ロイター
https://jp.reuters.com/article/china-unemployment-breakingviews-idJPKBN2O204U

>中国で今年起きた失業危機は、1949年の建国以来最悪になる恐れが出てきた。
16歳から24歳の年齢層の失業率は20%近くと過去最高を更新し、
中国全土の失業者数が2008年以来の水準に迫っている様子がうかがえる。

>それ以来、失業者数の最新の推計を発表しようとする猛者はほとんど見当たらない。
ただ大手求人サイト、智辯招聘によると、今月大学を卒業する1100万人のうち、
4月半ばまでに就職先が決まったのはわずか15%にとどまった。

>財政も支出の財源が枯渇しているように見える。ノムラのアナリストチームは、政府が今年の
予算で歳入をかなり過大視し、赤字額が6兆元(8970億ドル)になろうとしていると指摘した。

>とっくの昔に肥大化している国有企業の人員をさらに増やすのは、財政的に持続不可能で、
民間企業の投資も妨げる。公務員への就職はもはや非常に狭き門だ。昨年の場合、
わずか3万の募集人数に対して応募者は200万人に上った。


救いはないのですか。