(昨日のログ見ながら)読んだ本の話ねぇ

読んだ本というか読んでる本の話なんだけど「夕闇の時代 大戦間期のイギリスの逆説」っていう戦間期にイギリスに蔓延した文明衰滅論の話を書いた本なんだけど、
当時のあらゆるジャンルの学者や物書きがみんなみんな物凄く真剣に「次の戦争で白人文明は滅ぶのではないか」とか「もう終わりだねこの文明」とか言っててなんで君らそんなスーパーネガティブなの?イギリス人だよね君ら?ってなるのよね
いやそうなる理由は分かるしそうなる経緯もきちんと書いてるけどそれにしたって滅ぶは行き過ぎだろう日蓮じゃねぇんだぞというかどいつもこいつも同じ文明は滅ぶって悲観論語っててバカなんじゃねーのと冷めた目で見てたケインズの方がまるでおかしいみたいじゃないですかみたいな感じで、
まあそんな社会不安が立ち込める世の中を文学宗教経済人種精神学軍事学等々様々なジャンルの人間がどう見て何を考え動いたかという話です

自分で話しといてなんだけど1ページ当たり26字×23行×2段=1000字オーバーが350ページ位という結構な物量なのであまりオススメしません
正直自分も流し飛ばしで読んでるし