>>58
だとすると、なぜ大正13年より後の金剛代艦や大和で魚雷発射管が生きてたのかの説明が必要になるね

大和について海軍水雷史に書いてある内容は承知しているが、実務担当者よりハイレベルな意思決定では75センチ魚雷の搭載が選択肢だったことは事実

まあ戦艦の魚雷が役に立たないことは確かだからこの話題はここまでにするけど、個々の軍人にはいろんな感想はあるだろうが、日本が戦間期になっても戦艦新造にあたり魚雷に未練を持っていたのは事実
むしろ、既存艦の魚雷がダメだったのは十分自覚していたので、もっと上手くやるにはどうすれば良いかと戦間期も考えたのではないかな

戦艦の魚雷の他にも、空母の平射砲、潜水艦の備砲など、一見ミスマッチな兵装が意外と見切りをつけられなかった例はある
ミッドウェーには8インチ砲装備も検討され、最後の護衛空母コメンスメントベイ級まで平射5インチ砲を装備、潜水艦のデッキガン強化によるガンボート化は終戦後も続いたなど