サハリン2のガス、供給止まれば日本打撃 「代替調達、頑張るしか」
https://news.yahoo.co.jp/articles/60eca1cae80afb60e427d9a64a58763908dbfcee

日本は液化天然ガス(LNG)の輸入の8・8%(2021年)をロシアに依存しており、その大部分がサハリン2とされる。仮に供給がストップすれば、国内のエネルギーの安定供給に大きな影響が出る。  

エネルギー分野を所管する経済産業省は対応に追われた。ある幹部は「大統領令の中身を確認している。詳細がまだ分からない」と話した。
別の幹部は「こうした事態を想定し、ロシア以外からの代替調達の検討をしてきた。頑張るしかない」と語った。  

サハリン2で生産するLNGの約6割は日本向けとされ、東京電力と中部電力が出資する火力発電会社JERAのほか、東北電力や九州電力、東京ガス、大阪ガスなどが調達している。広島ガスのように調達量の半数近くを占めるところもある。