東京電力が新型高温岩体発電にチャレンジ!!!
https://www.youtube.com/watch?v=_a7I_Y83Fj4

高温岩体発電とは、温泉水とは違って重金属とか硫黄と全くない
温度が高いだけの花崗岩(SiO2のかたまり)に貯留槽を作り
注入井戸から貯留槽に水を送り、貯留槽で熱水になったお湯を生産井戸からくみ上げ
タービンを回して発電する地熱。
地下水脈が無くても発電可能で、重金属や硫黄(SO2により配管がさびる)がないクリーン発電。
唯一の難点は貯留槽を作る方法として、ロシアのシベリア油田でも使われている
水攻法を使っていて、水圧で花崗岩を破砕するのだが、その時に誘発地震が起きる。
この誘発地震はおなじく水攻法で掘るアメリカのシェールオイルでも問題になっている。

今回の東京電力の新型高温岩体発電は三井石油開発の水平掘削技術を使うことにより
人口貯留槽を形成可能で、誘発地震の心配もない。
また、長期間発電すると岩体が冷えるが、冷えてるのは貯留層周辺の岩体だけなので、
少し離れた場所にまた貯留槽を掘って、地上の発電タービンにつなげれば、
コストは掘る分だけなので経済的。