多足
@tasoku04
WWⅠドイツでの飢饉を描いた『カブラの冬』は本当に面白い本なので超オススメ。
食糧自給に必要なのは農地だけでなく、農民、機械、燃料、肥料、流通などなどなのだけれども、断片しか知らない偉いサンが「こうすればOK」って提案し、事態が悪化していく様がよく描かれている。

多足
@tasoku04
開戦直後に「断食は良いぞ。そもそも普段が贅沢なんだよ」って論旨の社説が大手新聞で流された、って話はなかなかに象徴的でして。
こういう話を上がしだすのは、凋落の前兆だろうね。
この本が描くのはWWⅠとその直後だけれども、明らかにそれだけでは無いので。

多足
@tasoku04
ところで「カブラの冬」は知ってる言葉だったけれども、「豚殺し」は初めて知ったね。
今でも畜産に用いられる穀物の量が、って話は環境保護の視点で出てくるのだけれども、同じ間違いをしていないか、どこまでなら実現可能か、よーく考える必要があるよね。

TANA
@Musokitigo
第二次世界大戦の遠因にもなったアレ

多足
@tasoku04
まさにその視点で書かれた本です。
食糧不足が背後からの一撃伝説を生み、そのトラウマを克服する手段としての東方生存圏構想、という形で。

TANA
@Musokitigo
一番の問題は休戦協定後も半年に渡って続けられた海上封鎖で、これによって約十万人が亡くなり、匕首伝説が余計に広まりました。
初めて知った時は、イギリスにしては珍しい致命的なミスだと思った記憶があります。

うーむ、面白そうだ