読売(ロイター)

ロシアの独立系メディアは4日、露民間軍事会社「ワグネル」が、露西部サンクトペテルブルクの刑務所で、ドンバス地方に投入する「志願兵」を集めていると報じた。
受刑者の親族がこのメディアに語ったところでは、6か月間の任務から生還すれば、「20万ルーブル(約43万円)の報酬と恩赦」を約束された。
死亡した場合は家族に500万ルーブル(約1080万円)が支払われるという。
「(生きて)帰還する人はほとんどいないだろう」との説明もあったが、同意した一部の受刑者が派遣に向けて準備しているという。
報道が事実だとすれば、露軍が東部戦線で失った兵員を補充するため、軍事会社に頼った可能性がある。