米国版「はやぶさ」、小惑星から推定250gの試料採取…「生命の材料新たに見つかる可能性」
2022/07/08 11:36
https://www.yomiuri.co.jp/science/20220708-OYT1T50154/
【ワシントン=冨山優介】米国版の「はやぶさ」ともいわれる米航空宇宙局(NASA)の探査機「オシリス・レックス」が、
小惑星ベンヌから約250グラムの石や砂を採取したとの推定を、米アリゾナ大などのチームが8日付の
科学誌サイエンスで発表した。目標の60グラムを大きく上回り、小惑星に含まれる生命の材料などの分析が
大きく進展しそうだ。
日本の探査機はやぶさ2が石や砂計約5・4グラムを採取した小惑星リュウグウと同様に、
水や生命の材料となる有機物を多く含むと考えられている。

はやぶさ2の50倍の量でも帰ってくるまでが遠足