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国防委員長 トリューニヒト ・・・
「君にとっての必勝の戦略とはどういうものかね?後の参考のために是非聞かせてくれないか?」

第2艦隊幕僚 ヤン准将 ・・・
「まず、敵に対して少なくとも6倍の兵力を揃え、補給と整備を完全に行い、
司令官の意思を過たずに伝達することです。 勝敗などというものは、
戦場の外で決まるものです。戦術は所詮、戦略の完成を技術的に補佐するものでしかありません」

トリューニヒト ・・・ 「戦いは数でするものではない、とは考えないのかね?」

ヤン ・・・ 「そんな考えは数を揃えることができなかった者の自己正当化に過ぎません。
少数が多数に勝つのは異常なことです。
そのような奇蹟を最初から当てにされて戦争を始められたら、前線に立つ者はたまったものではありません」
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アメリカの両洋艦隊法などに対抗して、大日本帝国には「六倍艦隊法」の成立が必要だったね。

1939年度計画 大鳳型 1隻→6隻
1941年度計画 雲龍型 1隻→6隻
1942年度計画 G15 改大鳳型 5隻→30隻   (巨大すぎるG14をG15に改定)
1942年度計画 G16 雲龍改 15隻→90隻