>>198の続き

ただし軍令部作戦室で通信を受信しつつ、戦況を見守っていた。
その中の一場面、

「しかし小澤さんは19日午前、順調に米空母群を発見し、
待望の攻撃隊を発艦させた。

索敵機が端末に達する時刻まで待って、攻撃隊の発進を
命ずるなど、その落ち着きぶりは、作戦室の幕僚も舌を巻く
ほどであった」
            (『歴史の中の日本海軍』野村実)p176