>>887の続き
本書の序文を一部紹介すると、

「〜日米戦争の舞台裏で活躍したアメリカ海軍機密室の記録も、恐らくはここ当分の間はその全貌を公表されることはないであろう。或いは永久に。
何故ならば現在及び将来の機密室の活動とあまりに密接な関係があり、且つ機密暴露の端緒を与える心配があるからである。
〜又我が海軍の暗号を見破られたことが重要な敗因の一つになったのであるが、如何にして解読されたかという経緯についてはアメリカ海軍の発表がない限り、
その前後の我が方の記録とアメリカ戦記に断片的に散見せられる事実から推察する外はなかったのである。〜」

まさにこの作業自体が"情報戦"であり、その性質を端的に示しているかと。