>>896の続き

結局、新たな情報は得られなかったようです。

過去スレで昭和17年2月から始まった米空母のヒットエンドラン作戦と
日本側の対応を振り返ってきましたが、

実際のところ、この無線方位測定は
「当たった試しがない」のが現実でした。
信頼度の低い知敵手段だったわけです。

しかも、南太平洋方面で米空母2隻発見という航空索敵情報
(より信頼度が高い情報)
が得られていたことなどを考えあわせて、

公刊戦史も、
「聯合艦隊はこれを全幅信用していなかったのではなかろうか」p251
と結んでいます。