>>93の続き

「戦史叢書を述べているように、この時点(0445時の雷装ソノママ)では
先の雷爆換装命令の発令から30分程度しか経っておらず、まだ換装作業は
終了していない。

当然ながら南雲長官は、雷爆換装作業に時間がかかることは把握しており、
爆装への転換作業はそれほど進んでいないから簡単に雷装に復せると
判断していたものと思われる。

なお最近の米側の研究でも0750(日本時間0450)頃において、
赤城と加賀の換装作業は一個中隊が終了しただけとされており、
この際の南雲長官の判断は決して間違っていない」(p134)