今後、危ないのは、ロシア防空コンプレックスの再配置が終わった時。
現在は、戦況進展に合わせた、防空コンプレックスと砲兵部隊(長距離ロケット/弾道弾含む)の再展開が行われてるはずです。

ウクライナも今のうちに、どれだけ陣地構築できるかが鍵になってくると思います。
(HIMRESはその間、できるだけ敵の再展開を妨害しる)


なお、ロシアはそのソ連作戦術に回帰傾向が見えるので、最初は複数個所で攻勢にでてきますが、
【途中】で苦戦する方を陽動拘束に転換し、少しでも進みやすい方を主攻に移すはずです。

(旧ソ連のドクトリンは昔からそうなっていました。「ザ・ソ連軍(正・続)」原書房 とか呼んでおくと吉)
(つまり旧ソ連のドクトリンを知っていれば、緒戦のキエフ侵攻からの陽動転換撤退は不思議でもなんでもない)

次、引っかかるとウクライナは致命的な結果になる恐れがあると思います。
段階的、連続的に発起されるロシアの作戦は、それ単体ではなく連続した戦役と認識しなければいけません。
(ロシア参謀本部がちゃんと労農赤軍に回帰できたのであれば)
(ロシアの段階的な作戦は、旧ソ連時代、1920年代に既に連続作戦理論としてスヴェーチンが提唱。それを基にソ連作戦術は発展していきました)

ウクライナも労農赤軍に回帰しる。
多分、それが一番早く、ロシアと五分に渡り合う道。