Gkの話が出たけど、艦載対空兵器と陸上のそれは性質が違うんだよね。同じものを
使っても性質が違う。艦載のは狙われる対象が明確すぎるほど明確、つまり自艦めがけて
敵の攻撃が来るのが明白だからあれで成り立つのよ。対して陸上はそうじゃない。
局地防衛タイプの対空火器はどこを狙ってくるかわからない敵の攻撃に対処しなければ
ならないとしたらその効果は大幅に落ちるわけ。だからゲパルトを投入すべき戦場は
ロシア側であれウクライナ側であれ戦線に惹起した突出点に投入するということだよね。
そこで攻撃が激化するのは明白だから。だが3両しかないし、戦線突出部は大口径榴弾砲や
らМlRSでの攻撃も想定されるわけ。面制圧の武器でこられたら局地的対空兵器は分が
悪いでしょ。だから、すぐにつぶされる覚悟で投入するしかない。