近代的な防衛兵器の前に、大量の砲兵の優位性をもってしても進攻することの異常な困難さ。
今朝、@GeneralStaffUAのブリーフィングに衝撃を受けました。


特に、ベレストベという非常に小さな町を奪おうとしたロシア軍を撃退したことに触れている(下段付近参照)。

ベレストベはバフムトからリシチャンスクへの道にあり、5月に初めてロシア軍に襲われた。その周りに丸を付けました。

地図で見ると、ポパスナから10キロほど離れている。
思えば、ポパスナでのロシア軍の「突破」は5月20日、75日前である。
ベレストベはリシチャンスクへの街道の一つを占めており、ポパスナを奪取した後のロシアの第一の目標であったため、
これはベレストベの早期陥落につながるはずであった。

しかし、この町は今もウクライナの手中にあり、この地域はロシア軍にとって数ヶ月の間、最優先事項であったにもかかわらず、
こうして残っている。

ロシア軍の攻撃作戦は戦略的に大きく制限されている。
しかし、この戦争は、我々が考えていたのとは何かが違う。
この戦争が終わったとき、何らかの真剣な反省が必要だろう。
ロシアが制空権を握れないこと、攻撃能力がないこと、ウクライナの防衛火力が強力であることなど、多くのことがここで起きている。
ただ、私は極めて異例の展開だと感じた。