あらまあ

イタリアのサル痘感染者1名から得た精液の検体から感染性を持つサル痘ウイルスを確認したという報告。

発症5日目に皮膚病変スワブからサル痘PCR陽性。
以降、血液や尿、精液の検体を発症19日後まで連続で採取。
血液からは発症8日目にのみサル痘DNA確認。
尿は一度も陽性にならず。


/SukunaBikona7/status/1554654879318417409

精液は検査期間中、常に陽性。
発症6日目時点の精液中のウイルスは培養可能(≒感染性がある)。

少なくとも発症早期においては精液を介したサル痘感染の可能性が示唆された。
これまで性行為に伴う接触による感染が考えられたが、性行為そのもので感染する可能性。


更に今回培養可能なウイルスがいつまで検出されるかは調べられていないが、
発症後2週間までウイルスDNAは検出されており、
精液中のウイルスの感染性もある程度長い可能性も考えられる。