”ブラックアウト”買って読んだが、このスレに入り浸ってる身としては特に目新しい情報は無かった。

アメリカの黒人をダメにしてるのは

・公立学校の崩壊
・貧困夫婦よりもシングルマザーに手厚い生活保護
・上記により父親不在の家庭が増えたこと
・これでダメになった黒人のせいで黒人コミュニティー、黒人文化がどんどんダメになっていく悪循環

という事で、外から見たらどれもアタリマエだ。
ただこれをアメリカで黒人女性が発言して本まで書くというのは大変な事だったろうと思う。

解決策としては
・黒人は勤勉になることで自らを助け、信仰心暑い古き良きアメリカ社会、黒人社会の文化に回帰するしかない
・そのためには民主党など捨ててトランプ大統領を支持するしかない

と言ったところその他で、数か所で引用されているトランプの演説はどれも真摯で格調高い物だった。
その部分だけでも読むに値する感じ。

まあ文化の違いだから仕方ないが、いまの人類はキリスト教なんてなくても正しく生きていけますよ?って言いたくなる部分がちらほら。



この本が書かれたのは2020年だが、著者はバイデン大統領誕生のニュースをどんな気持ちで見たんだろう。

あと我那覇真子が訳者としてクレジットされているが、ほかに監訳者・下訳が計3人もいて仕事量・質的にはどうだったのかなと。