地球-月の距離38万キロだが、韓国初の月探査機156万キロまで飛行
中央日報日本語版 8/5(金) 15:41配信

韓国の最初の月探査機「タヌリ」が5日午前8時8分(米国東部時間4日午後7時8分)、米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から
米民間宇宙企業スペースXの「ファルコン9」ロケットに搭載されて打ち上げられた。
タヌリが月の周辺を回る目標軌道に無事に到着して任務を遂行するまでには5カ月ほどかかる見込みだ。

タヌリは打ち上げ40分後にロケットから分離する時に受けた推進力で、太陽と地球の重力が釣り合うラグランジュL1地点(地球から
約150万キロの距離)を経て最大156万キロ離れた太陽側の遠い宇宙まで飛行した後、太陽と地球の重力を活用して地球側に方向を変える。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4aea0eeceb8509a7d4e93890dd37aa3cd87c44fd

アポロ計画の場合は発射から月まで数日で到着し、日本の「かぐや」月周回探査機も打ち上げから3週間余りで月周回軌道に乗ったのに対し、
韓国のタヌリ号はロケットの推力の不足を随分遠回りする軌道で補うため、月周回軌道に乗るのは5か月後だそうで。