ちなみに定家の虚弱体質はいい訳でもなんでもなく、
やれ熊野詣に連れていかれて咳病と乏尿に半年以上悩まされ、
やれ眼精疲労や足の腫れを併発して治療のために灸を据えたら灸の痕のただれに悩まされたりしており、
かといって仕事や付き合いや猟官運動をサボる訳にもいかないので毎日夜遅くまで方々を駆けずり回り、
こんなバカバカしい事しないといけない殿上人とかマジクソだな!みたいな愚痴を日記にこぼしていたりする