>>280
大日本帝国の戦争プロパガンダを参照すればロシアの公式発表と米英の戦争報道のどちらが正しい戦況を伝えているかは考察可能だ。
大本営は架空戦果を捏造し、誇張された日本軍の武勇や勧善懲悪的に脚色されたストーリーを繰り返し、日本軍が連戦連勝しているかのような情報操作をしていたが、
サイパン・グァム・マリアナ諸島が陥落した事実はしっかり報道されていたし、日本の絶対国防圏が崩壊した事実も硫黄島や沖縄が陥落したことも日本の国内報道から取得可能であった。
防衛ラインが次々と突破されて前線が日本本土にどんどん近づいてきているのだから、大本営の戦果報道はウソ、日本軍が大局的に敗退している事実は容易に考察可能であった。

今のロシア報道はどうか。ウクライナ軍の善戦を伝える米英側からの戦況報道は戦闘レベルにフォーカスされている。

だから考えてみろ。ロシア軍は8万人戦死したとか、10万人だとか色んな数字が出てくるけど、西側から出てくるピクチャーは戦闘レベルの損耗ばかりだろう。
数万人の規模の死傷者や大量の戦車が破壊されているのに、装甲軍や砲兵軍の大隊が壊滅している規模の写真であるとか、大隊まるごと捕虜になってるピクチャーがまるで出てこない。
投入戦力20万人のうち30%以上の損耗を負っている訳で、必然的に捕虜25000~30000位はいないと辻褄が合わない。
数個旅団のレベルで戦闘能力の喪失しているから、大隊や旅団の規模での捕虜が頻繁していないとおかしいだろ。

これに対してロシアのプロパガンダはどうか。

ロシア軍の出してくるピクチャはマウリポリが陥落した、マウリポリを守備していた海兵2個旅団が投降したとか、アゾフ大隊がまるごと捕虜になったとか、
防御線の陣地がまるごと火の海になっているとか、ルガンスクの防御線を抜いて攻勢軸の切っ先がリシチャンスクに到達したとか、
作戦レベルの戦果を裏付けるピクチャが大量に出てるだろ。

普通に考えればウクライナのプロパガンダがウソであることは自明だ