神田國一しが書いた『F-2戦闘機開発』という本によると
新機種航空機の開発作業は大きな区分として基本設計、細部設計、試作、社内試験と防衛省に納入後の技術実用試験に分かれるそうです
基本設計では「準拠スペック」の作成と「基本構想」があり
「基本構想」では機体の形状、構造、装備システムの構想を説明した文書や三面図
根拠となる計算書の作成や空力特性のデータを求める試験や複合材などの
強度データを整備する試験などを計画実施したそうです

いくら設計の初期だからといって何を作るかも決まってないなんてことはあり得ず
機体の形状じゃ三面図の作成なんかも行われていたようです
当たり前と言えば当たり前ですが単に構想を練るだけで1000億円にも迫る年間開発費が必要なわけありません
そんだけ色んな実験をやってデータを揃えているから費用がかかるのです

本当に何も決まってない状態で何百億、1000億円にも達する予算が必要だと思ってたのですか?