>>520
実装経緯からみるとGAU-5Aは市販AR-15部品を使う割と適当な計画の産物。

計画が立たれた遠因は、2014年ヨルダン空軍のパイロットがISISに火刑された件という。
あの件に刺激されて、パイロットのサバイバルキットに近代化銃器を追加する意見があって、そこから開発されたのは2019年のGAU-5A。

それまでに米空軍サバイバルキットに含まれる銃器はM9拳銃だけだった、庫の中に使える別の選択はまさにベトナム戦争時代の(XM177の兄弟銃でもある)GAU-5シリーズ。

USAFは試しに古いGAU-5の銃身を8インチまでに切ったが、適切な銃口装置を持っていないため、案の定、発射炎が酷くなり使え物にならず、そしてそれでも座席下のサバイバルキットバックに入りきれないという。

限られる予算で色々試した結果はあのテイクダウン構造の新GAU-5Aであり、コストを抑えるために民生部品を使った。
サプレッサーを入れない理由は多分もうスペースはないorそこまでするの余裕はないのどちらであろう。