中国の歴史的干ばつ、電力危機招く-EV充電もままならず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-24/RH3C74T0G1KW01
>電力供給を水力発電に大きく依存している四川省は、1960年代以来最悪の干ばつに見舞われ、特に大きな打撃を被っている。猛暑により同地域の電力需要が約25%増加する一方で、水力発電量は半減した。
>ブルームバーグNEF(BNEF)によると、中国の総発電量は2020年時点で水力発電が約18%を占め、国内最大のクリーンエネルギー源だ。
>BNEFの魏翰揚アナリストは、最も安定的な再生可能エネルギーとみられている水力発電がなお石炭ほど頼りにならないことが四川省の電力不足で露呈したとし、風力と太陽光は水力よりさらに不安定なことから、中国が化石燃料頼みからスムーズに脱却できるかどうか疑問が生じると指摘した。
>電力危機の影響は電気自動車(EV)のオーナーにも及んでいる。米テスラと蔚来汽車(NIO)は一部充電施設でのサービスを停止した。ユーザーアプリによれば、四川省の省都、成都市と同省に隣接する直轄市の重慶で充電ステーションの一部が利用できなくなっている。
>テスラは両市で10カ所を超える充電ステーションのサービスを停止・制限。営業しているのは2カ所だけで、17日時点で夜間のみの運営だったという。地元メディアがドライバーからの書簡を基に報じた。蔚来汽車は四川省のユーザーに今月20日から9月20日までの間、家庭用充電器を融通し合うよう求めている。


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