敵とじかに交戦することを避けなければならず、かといって輸送船として意義のある規模感でもない
利点は少人数運用と、排水量のわりに安定性が高い(と目される)点、比較的充実した外部機材積載能力

そこで、LoR前提で長射程のSSMやSAMを搭載した運用像が当然に選択肢に挙がってくる
PLAは多数の低軌道光学衛星を用いて、敵の主要な艦隊を出港から帰港まで追尾し続けるシステムの構築を急いでいる
南西方面における艦隊決戦や大規模航空戦において、哨戒艦のような主力外の水上艦艇は、数に劣る日米の投射火力を積み増すための、或いは敵の警戒監視能力を飽和するためのジョーカーとなり得る
SSMにしろSAMにしろ(特に後者の場合はMDにおいて)、その射点をどこに取り得るかというのは、戦術的に極めて重要な要諦のひとつとなる