2022.08.20
自衛隊統合幕僚監部も震撼した中国「弾道ミサイル」その驚愕の“実力”
https://gendai.media/articles/-/98823

仕事が趣味だとは間違っても言わないが、世間様がお盆休み中に、筆者が信を置く外務省と経済産業省の幹部
其々別個に昼食を交えた意見交換の機会があった。

そして驚いた。両氏ともに台湾有事がそう遠くない時期に出来するとの見立てだった。
中国共産党の習近平総書記(国家主席)が今秋の第20回党大会で3期目を掌中に収めてからほぼ3年の間に
台湾軍事侵攻に踏み切るのではないかと言ったのだ。飽くまでも個人的見解と断りながらであったが。
(中略)
発射された弾道ミサイルは11発で、そのうち5発が初めて日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。
問題視すべきはその5発よりも、EEZ外であったが沖縄県・与那国島から僅か80kmに着弾した1発の方である。

先の外務省幹部によれば、かくも精度が高い精密誘導システムによる弾道ミサイル発射を見せつけられた
自衛隊統合幕僚監部の関係者は驚愕し、震撼したというのだ。
(以下略)
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とりあえず、霞が関の幹部連中にも「台湾有事」が起きるのは時間の問題、という認識が広まりつつあるのか。
現実を認識できるという点で良いこと、というべきか。

ただ、与那国島から80kmの距離に着弾したミサイルに、統合幕僚監部が驚愕してどーする。
有事の際、与那国島始め沖縄本島に至るまで、中国からのミサイル攻撃を当然のように
想定しているのではなかったのか。