NVIDIA Grace CPU Detailed: 72 Arm V9.0 Cores, 117 MB L3 Cache, 68 PCIe Gen 5 Lanes, TSMC 4N Process & 500W TDP
https://wccftech.com/nvidia-grace-cpu-detailed-72-arm-v9-0-cores-117-mb-l3-cache-68-pcie-gen-5-lanes-tsmc-4n-process-500w-tdp/

Nvidiaのサーバ用CPUであるGraceの詳細。
Armv9-Aアーキテクチャ、SVE2をサポートする。
TSMC 4Nで製造され72コア統合、NVLink-C2CによりCPU+CPUやCPU+GPU構成をとれる。
CPU+CPUはGrace CPU Superchipと呼ばれ144コアとなる。(ちなみにCPU+GPUはGrace Hopper Superchip)
32chのECC LPDDR5Xを用い最大512GBで合計帯域は1TB/s、これによりDIMMベースの2倍のパッケージ密度を実現。

性能の方はSPECrate2017_int_baseは推定740以上、AMD EPYC 7763*2(128C)が861なのでまあまあ。
消費電力は7763*2はCPUだけで560Wなのに対しCPU+メモリで500Wなので有利となってる。
ただ戦うのはMilanではなくGenoaやBergamoやIntel新型で、絶対性能で置いていかれる可能性が有る。
CPUとメモリをパッケージして提供するなど考え方がIntelやAMDとかなり違う。(Apple的?)
最大メモリ512GBな所はちょっと引っかかるかもしれない。