中国最大の淡水湖“異例干ばつ”で水激減 発電量も低下しエレベーター止まる
[2022/08/24 19:30]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000266058.html
見渡す限りの大地。実はここ、湖です。
江西省にある中国最大の淡水湖「ハ陽湖」。
本来であれば、遥か彼方まで水です。しかし、現在はほとんど干上がっています。

住民も驚きを隠せません。

 近隣住民:「こんな経験初めてです。いつもは洪水対策の時期なのに、今年は干ばつです」

ハ陽湖は長江とつながっています。

上流の四川省などでは、雨量が「例年の半分」ほどに減少。長江などの水位は極端に低下しています。

ハ陽湖を今年4月の状態と比べると、青かった湖面はほとんどが茶色に。湖面の面積は「4分の1」に縮小したといいます。

水不足で、水力発電所の発電量も低下。節電が呼び掛けられています。

エレベーターが使えなくなった集合住宅では、宅配の荷物をひもで引き上げています。

 街中に並んでいるのは電気自動車。
一部の充電スタンドが閉鎖されるなか、開いている場所に長い行列ができました。

農業にも影響が。消防は個別に水を供給。