そんな藤さんに


ロシア、より長期で深刻なリセッションのリスク-政府の内部報告

https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/6b7d5d090f9cfeb844f73154faeecc1b41b56e81&preview=auto

(ブルームバーグ): ロシアでは米国や欧州による制裁の影響が広がる中、より長期かつ深刻なリセッション(景気後退)に見舞われる可能性があることが、ロシア政府向けに作成された内部文書で明らかになった。
この文書はウクライナ侵攻によるロシア経済孤立化の影響を正確に判断しようと、当局者や専門家らが数カ月かけてまとめたもので、当局者が通常示す楽観的な公式発表に比べてはるかに悲観的な状況を描いている。
同文書は8月30日の高官トップらの非公開会合向けに作成された。
ブルームバーグ・ニュースが確認した同文書のコピーについて、事情に詳しい複数の関係者は信ぴょう性を確認した。
リポートで示されたシナリオ3つのうち、2つは経済縮小が来年加速し、経済が戦争前の水準に戻るのは2020年代末かそれ以降としている。
「慣性」シナリオでは経済が来年に21年の水準を8.3%下回る水準で底に達すると想定。
「ストレス」シナリオでは24年に21年実績を11.9%下回る水準で底入れするとみられている。
制裁に参加する国が増えるなど制裁の圧力が増すことが全てのシナリオで想定されている。
欧州がロシア産石油・天然ガスから急転換を図ることで自国市場への供給能力も打撃を被るかもしれないと指摘した。
テクノロジーや金融分野の制約も下押し圧力を強めている。
リポートは最大20万人のIT技術者が25年までに国外に出る可能性に言及。
頭脳流出拡大の予想は公式予測で初めてだ。