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ドリス・ミラーは真珠湾で手柄を立てて海軍十字章を授与されるも、結局飯炊きのまま護衛空母リスカムベイに乗り組み、
1943年11月24日に乗艦が撃沈され戦死。

その間彼は海軍から英雄として讃えられ、様々な戦意高揚キャンペーンに動員されて有名人となるも、戦死した事により
その役目を終え彼の名は多くの黒人戦死者と共に歴史に埋没するはずでした。

しかし戦後彼と共に戦った白人を含む同僚らが、海軍内での不当な人種差別撤廃の為に粘り強い運動を続け、その結果
海軍内部での差別的な待遇も段階的に撤廃され、公民権運動にも影響を与えました。

であるからこそ、最下級の3等炊事兵でありながら、フォード旧原子力空母4番艦の艦名に採用される破格の待遇を
受けたのも、決してポリコレの暴走とばかりは言えないのです。