【冒頭一部和訳】ISW ロシア攻勢戦役評価 2130 ET 07.09.2022 (1030 JST 08.09.2022)
https://twitter.com/GdPanzergraf/status/1567779908243562496
ハルキウ州南東部のウクライナ軍は、おそらくロシア軍の南部方面への再配置を利用して、
臨機的ではあるが極めて効果的なイジューム北西部での反攻を実行したものと思われる。
9月7日、ウクライナ軍は戦術的奇襲を用いて、ハルキウ州東部のロシア占領地内へと少なくとも20km進撃し、約400平方kmの領土を奪還した。
ロシア側情報源の主張によると、ウクライナの進撃を防ぐために、ロシア軍部隊はこの地域に増援を展開し始めた。
だが、ここのロシア軍集団は戦力が低下している可能性が極めて大きい。それは、現在継続中のドネツィク州全土占領の企図のために、
また、南部方面の支援のために、既に部隊が引き抜かれてしまっているからである。ウクライナが現在進めているヘルソン州作戦は、
ロシア軍の重点を南部に移すことを強要した。その結果として、ウクライナ軍はイジューム地域で局地的ではあるが、極めて効果的な反撃を実行することができた。
複数のロシア軍事ブロガーは懸念の声を上げており、その懸念の内容は、ウクライナ反攻の目的がクプヤンシクのロシア後方地域と
イジュームをつなぐ地上連絡線(GLOC)の遮断にあって、そうなった場合、ウクライナ軍部隊は当該地域のロシア軍を孤立化することができ、
結果、ウクライナは幅広い領土を奪還できるというものである。これら軍事ブロガーたちは、概ね混乱して落胆した表現で、ウクライナの大戦果を認めた。
また、南部でのウクライナの反転攻勢は、現在進行中のハルキウ州での作戦行動から注意を逸らすためのもので、ハルキウ州作戦がウクライナの中心企図であると軍事ブロガーたちは主張した。
ロシア軍事ブロガーたちがウクライナの成功に感じた衝撃とそれを語る際の率直さは、ウクライナ軍が成し遂げた奇襲の大きさを物語っており、
その奇襲の大きさは、おそらくロシア軍の戦意を確実に失わせていると思われる。
ウクライナ南部でロシア軍を消耗させるという南部反攻作戦とその意図が、新たに開始したハルキウ州作戦の欺瞞行動である可能性は小さいけれども、
ロシア軍の人員と装備、全般的な作戦上の重点が割り振られ直された機会を巧妙に利用して、
ウクライナ軍がハルキウ州の決定的な諸地点を狙う局地的反攻を実行した可能性は大きい。
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