一ヶ月前の記事だけど、あまりに物凄い内容だったので貼る
クソ長いので一番驚いたところだけ

非暴力抵抗こそが侵略から国民を守る〜非武装の精神で戦争の根を断て 
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2022081000009.html

もしゼレンスキー大統領が最初から「武器を取れ」と国民を鼓舞する代わりに「国家を挙げて非暴力で抵抗しましょう」と呼びかけたとします。
逃げたい人は国外に逃がし、無血開城する。当然ロシア軍はキーウ(キエフ)に進軍し、大統領府や国会を占領します。

ゼレンンスキー大統領は失脚し、ウクライナはロシアに併合されるか、傀儡政権ができるでしょう。
でも、武力による応戦がない以上、ロシア軍の発砲は最小限に抑えられ、街も破壊されることはない。

そして、占領者は、すでに整備されているその国の統治機構を最大限利用しようとするでしょう。
GHQも日本の天皇制や官僚機構や警察組織を活用して占領統治をしました。一からすべて構築するのは膨大なコストがかかりますから。

でも、占領者であるプーチンが命令をしても、誰も協力せず、サボタージュしたらどうなるでしょう。
「反乱分子」を逮捕しようとしても、ウクライナの警察や検察は動かず、裁判官もボイコットするのです。
そして、こうした抵抗を続けるウクライナ国民を、国際社会は支援し続ける。ロシアはさらに孤立する。

占領のコストがどんどん上昇していく――。
こういう状況が続けば、割に合わなくなったロシアが政策の転換をせざるを得なくなる。
そういう可能性が、僕は実際にあると思うんです。