9月の終わりが近づくと、ウクライナ軍のヘルソン方面の反転攻勢は消耗により力尽きてついに膠着状態か
と言われるようになる可能性はあると思う。少なくともロシア側はそれを意図している。

すでにハルキウ方面で戦略的勝利を手にしているウクライナにとっては、かりにそうなってもそんなに痛手
ではないかもしれないが、ロシアとしては西側の武器支援にもかかわらず反転攻勢を抑え込んだという自信
がついて、強気で天然ガスのパイプラインの弁を閉めつづけるんでは。世界の経済生活の我慢大会がエスカレートする。