競争があるっていいことですね。頑張ってほしいなあ。

吉川明日論の半導体放談
AMDとIntelの第1四半期決算、明暗分かれる両雄

ttps://news.mynavi.jp/techplus/article/semicon-185/

**引用(AMDの好調について)
製品別売り上げの説明を見ても、全般的に伸びているのが明らかだが、粗利が上昇しているのは、ハイエンド製品がこれをけん引しているからだ。特にサーバー製品のEPYCプロセッサーは市場での受けがかなり良く、AWSをはじめMicrosoft Azureなど大規模なデータセンター顧客が採用している。この傾向は少なくとも今年いっぱいは継続される模様で、AMDの2021年通年の売り上げの予測は前回発表の37%増を50%増に上方修正した。まず文句の言いようがない決算報告である。

**引用(インテルの不調について)
重箱の隅をつつくようでやや気が引けるが、例えばIntelの屋台骨のクライアントPCビジネスの中身を見てみる。売り上げは10%アップだが儲けは2.4%の減益となっている。特に利益率がいいノートPCのユニット出荷数では38%増であるが、売り上げは19%のみの増加である。これを読みかえると、コロナ禍でノートPCの世界市場は再拡大したが、最も利益率がいいハイエンド・ノートPCはAMDに取られ、ミッド・ローエンド機の需要を一世代前のプロセス技術での製造で賄ったということである。