ウクライナ軍、東部リマンを包囲 親ロ派がロシア軍司令部を批判
https://www.cnn.co.jp/world/35194012.html?ref=rss
(CNN) ウクライナ東部ドネツク州の一部を実効支配する自称「ドネツク人民共和国(DPR)」の親ロ派、
イゴール・ガーキン氏はSNSのテレグラムで、ロシア軍司令部の「プロ意識の低さ」を痛烈に批判した。

ガーキン氏は、ウクライナ軍の兵力はロシアや親ロ派の部隊の3~4倍に上ると指摘。
火力や航空戦力ではロシアが優勢だが、樹木に覆われた険しい地形では役に立たないとの認識を示した。

さらに「なぜ『回廊』の維持や撤退支援に必要な部隊を投入して、前もってリマンからの撤退を確保しなかったのか、
私には答えが見当たらない」と指摘。もしロシア軍がリマンから撤退できなければ、「比較的小さな戦術的敗北」にとどまらず、
ウクライナ軍の「士気向上」につながりかねないと述べた。

また、リマン付近でのウクライナの攻勢について、ザポリージャ州の南部戦線での進軍から注意をそらす
陽動戦術の「可能性が高い」との見方も示した。