Twitterで騒ぎ始めてるけど
多分意図的に誤解させてるか、素で誤解してる人が多くなりそうなので
高額療養費制度と今回廃止が議論される高額医療費負担金は全くの別物なのでご注意を

高額療養費制度は、大雑把に言ってめちゃくちゃ金のかかる医療を受けたとしても
患者負担は一定額までだよという制度
こちらは廃止の議論とはなってない。今まで通り。

高額医療費負担金は、国民健康保険において特に財政基盤が弱かった市町村が運営していた時に、
高額医療費がかかった場合に市町村が負担する費用を国が補填する仕組み。
元々患者が負担する金の話ではなく、運営側の財政安定のための仕組み。
なぜ廃止の議論が出たかというと、国民健康保険が都道府県での運営となり、
財政基盤は安定化したので、国が補填しなくてもやっていけるよね?というお話し。
運営側の負担の話なので、廃止されたからといって窓口負担が増える話では全くない。

もちろん長期的に、都道府県での運営負担が増えて保険料の形で負担増になる可能性はないわけではないものの、
それって高額医療費負担金が存続した場合で国が、
つまり最終的に国民が税金等の形で負担することになるのと何か差があるんですか?という話になる