予備兵として召集した20〜30万のうち、1割の2〜3万溶けても領土を挽回できなければ
さすがにクレムリンも通常戦力でウクライナに勝つのは不可能と判断するだろう。

さて、その後の落としどころが問題。
@ウクライナが領土をあきらめ停戦
→勝ってるほうが停戦する道理はない。間違いなくゼレンスキーはクリミアを取り戻すまで停戦に応じない。
Aプーチンがクリミア含めたウクライナから撤退して停戦
 →北方領土対策で自国領土の割譲を憲法改正で禁じたので不可能。まさに自縄自縛。そもそもプーチン本人が頭を下げるわけない。
Bクーデターによる政権交代。
 →民主化勢力は全てプーチンに潰され、残っているのはさらに強硬派の野党だけ。
彼らも文句は言うが火中の栗を拾う気はさらさらなし。可能性はほぼゼロ。
B国民の蜂起、革命。
 →ロシア国内の保安部隊が強力。国民の気概のなさは御存じの通り。全く期待できない。
C戦術核の使用
 →いかなり理由、用途であろうとロシアが戦術核を使用したら、NATOは通常戦力で
黒海艦隊を壊滅すると明言。戦術核使用は失うものが多すぎて割に合わない。
D戦略核の使用
 →プーチンが頭を下げず、かつ諌める人間もいなければ必然的にこの選択肢だけ残る。