プーチン氏、発言と矛盾 8年前「ウクライナ分割望まず」
https://news.yahoo.co.jp/articles/84f38fa6f1b087a424c5a08d95533c1f3ccd6557
2014年3月の併合条約調印式。プーチン氏はウクライナ国民に呼び掛ける形で「われわれのことを理解してほしいと心から願う。
決してあなた方を傷つけたり、国民感情を害したりしようと思うことはない」と述べていた。

 併合したクリミア半島は、ソ連時代の1954年にウクライナへ移管され、ロシア系住民が多かった。プーチン氏の演説は、
ウクライナ国民に対し「現状変更は最初で最後」と理解を求める趣旨だったと言える。

 演説では「われわれはウクライナの領土一体性を常に尊重してきた」とも主張。その上で「ロシア脅威論をあおる人、
クリミア半島の併合に他の地域が続くと叫ぶ人のことを信じないでほしい」と訴え、これ以上の領土は求めない考えを表明していた。