追い詰められたプーチン氏、時計の針の音は増すばかり
https://www.cnn.co.jp/world/35194096.html?ref=rss
プーチン氏はウクライナを支援する西側諸国の軍事的団結を前に失敗してきた。
だが、和平条件をめぐっては西側同盟国を分裂させ、外交で西側の決意を試そうとしている。

ボルカー氏の予測では、プーチン氏はまずフランスとドイツに働きかけると思われる。
「『我々はこの戦争を終わらせる必要があり、あらゆる代償を払い、あらゆる必要な手段を講じて
自国領土を守る。あなた方はウクライナに対して和解するよう圧力をかける必要がある』と言ってくるだろう」

もしこれがプーチン氏の計画なら、これまでで最大の戦略的誤算となる可能性がある。
西側諸国にはプーチン氏が権力に居座る状況を望む考えがほとんどなく、
米国のロイド・オースティン国防長官も夏にそうした発言をしている。
これまで受けた被害を考えれば、ウクライナを見捨てる考えがないのはなおさらだ。

自分が窮地に立たされていることをプーチン氏も分かっている。だが、残された余地がどれほど小さいかに
は気づいていないように見える。当然、それがもっとも気がかりな点だ――同氏は核の脅しを本気で実行するだろうか?