イギリスが日本に接近したのか、日本がイギリスに接近したのはさておき
テンペスト計画の盟主であるイギリスはデモ機制作を公式に発表したのが大きい
この方針を無視した機体統合計画なんて成立するわけがない

テンペスト計画の盟主であるイギリスはデモ機を2027年迄に飛ばすと発表した
事実上、テンペストの設計はデモ機のコンセプト評価が決定しないと始まらない
どなんに早く設計に入っても2027年前後にならないと設計は開始しない
この時点で既に実動機の設計に入ってるF-3とは別機体なのは確定したといっていい
テンペスト陣営が何らかの理由で独自の機体設計を放棄するなら話は別ではある

イギリス側のスケジュールは日本にも通告されてたはずで
当然の事ながら日英交渉だって日英の計画やスケジュールを無視した協議がされる訳がない
そして防衛省が2022年10月9日現在で国際協力に関する方針は一切変更していない
方針の変更が必要なら最初から変更しておけばよいだけの話だが変更は全くしていない
つまり変更が必要な協議がでなかったからだ
それはテンペスト側が早期に設計に入る見込みが無いのが確定したから

ナショナリズム的な話を抜きにしても2027年頃にならないと仕様の決定も設計開始も無いテンペストでは
合意に到ることが出来る協力はサブシステムレベルに限定されてしまうから
それも仕様や設計の確定は当分先なので協力は約束しても確定はずっと先になってしまう
だから協力の全体像という何ともビミョーな表現の合意を目指すしかなくなった