イジュームは奪還には成功したが、住民が冬を越せないかもしれないらしい
心配だな

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72093?page=6
迫り来る厳寒の冬
ロシア軍は去ったが、間もなく訪れる厳寒の冬を前に、壊滅した町の暮らしを立て直すのは容易ではない。

開戦前のイジュームの人口は約4万5000人で、多くが避難したが、いまもなお約1万人が暮らす。
地元市議はオンラインでの会見で、住宅やアパート、電力供給など町のインフラの8割以上が損傷したとの見方を示した。

ウクライナ軍東部管区のイルコ・ボシュコ大尉(39)は現在のインフラの状況について、電力は近く復旧できるものの、
水道供給の再開には一定の時間がかかり、住民の命に直結する暖房の供給は絶望的との見通しを示した。

「冬が来る前に町全体を建て直すのが無理なことは明らかです。何らかの解決策を探らなければなりません」

この地域では冬の最低気温が氷点下15度になることも珍しくない。
占領下に残った住民の多くは高齢者で、体が不自由だったり、持病を抱えたりする人も多い。
医療も壊滅状態のなか、暖房なしで冬を迎えるリスクは大きく、住民をインフラが整った場所へ避難させることも検討されているという。