長渕剛の「土地を外国人に売らないで」発言の背景にある「北海道の中国化」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e69e64b760fa0f8d4aaa6e4c1dd1cfea565b0c8

救世主のように現れたのは元大リアルエステート(役員は中国人1名)でした。
数カ月後、同社は夕張炭鉱の繁栄を象徴する夕張鹿鳴館も別法人から買収し、
広大な敷地8万5千平方メートルは市がタダで貸すことになりました。

これで中国資本が夕張市の観光資源のほぼ全てを手にしたわけですが、落札にはそれなりの理由がありました。
施設改修と広告費に約100億円を投資して、ニセコのような大リゾート地にするというのです。
しかし資本金わずか100万円という元大リアルエステートには、リゾート運営の実績らしいものはほとんどありません。
長野県山ノ内町と北海道赤井川村でホテルやゴルフクラブを買収し、中国人へ転売した実績があるぐらいです。

夕張市の物件については、最小限のインフラ補修を経て、傘下の元大夕張リゾートが訪日客への対応を強化するため、多数の外国人を採用しました。

2017年の同市の外国人増加率は77%でした。
そして、買収から2年後の2019年2月、元大リアルエステートはこの物件を香港系ファンドに15億円で転売しました。