ロシアが核を使えば、アメリカも核を使う…抑止にはそれしかない
https://news.yahoo.co.jp/articles/de67b9c17420cd0866132e5b9f9a987b04115fa1
この核戦略計画官と2人の米軍幹部によると、仮にロシアが核攻撃に踏み切ったとしても、
バイデンはアメリカの核を使わないつもりだ。3人ともそれに異論はなく、アメリカによる核の先制使用も排除している。
しかしロシア大統領ウラジーミル・プーチンによる核の先制使用を本気で防ぐつもりなら、ア
メリカも核戦争の話をすべきであり、そこで躊躇してはならないと主張する。

「いかなる状況でも核兵器の使用は容認できないと明言しても、越えてはならない一線を引くことなしに、
重大な結果を招くといくら警告しても、それを聞いたプーチンが核の使用を思いとどまる保証はない」。
戦略軍の計画官はそう言い、こう続けた。「一般論で抑止力をちらつかせても、ロシアのウクライナ侵攻は防げなかった。
プーチンが前のめりだったからではない。『手段を選ばず』と言うだけでは真の脅しにならなかったからだ。
サリバン補佐官は(9月25日に)『そちらが核を使えば、こちらも対応する』と言ったが、それくらいでは抑止できない」

取材に応じた軍情報部の高官も言う。「私は(核の)抑止力を信じている。だが微妙な言い回しで
こちらの真意が正しく伝わるかどうか、私には分からない。ここまで来たら、こちらも本気でハンマーを振り回すべきではないか」