>>208 >>133氏ではなく >>131ですが、関連しているので回答(一部憶測)させていただきます

私も寡聞にしてダブルフィズルという用語を聞いたことがありませんが、核兵器でフィズルといえば
普通は核分裂の反応不全、早発、つまり核分裂物質の一部の反応が先行して、設計出力が出ないうちに
爆縮を壊してしまう状態を指します。北朝鮮の初期の(一部ではわざと小出力にしたといわれた)核実験がそうです

ダブルフィズルとなると、プライマリの核分裂段、セカンダリの熱核反応段の両方にフィズルが起きるのかというと
プライマリがフィズルになった時点でセカンダリはそもそも反応しませんからそれは違う
となると、プライマリは作動したが、セカンダリが(例えば過大なために)フィズルとなり
3F弾頭の3段階目、つまりタンパーの核分裂物質の反応もフィズルになる事を指しているのではないかと憶測します

ただ >>133氏に誤解があるようですが、>>131に書いたとおり、熱核弾頭はマルチステージングが可能
つまりセカンダリが産んだ中性子でターシャリの熱核反応段を作動させることができますから
フィズルにつながるような過大な熱核反応燃料を使わずとも大出力を得ることができます
もっとも、その理屈を現実につなげるには大変な努力と実験が必要になるでしょうが