>>539
これに補足しよう。中国に都合が悪い部分を省いてあるから。

まず、医者が少ない理由だが、元々多くはなかった医者が、文革で医者や教師などを知識層とて迫害し、成り手が少なくなったからだ。

中国の医者は21世紀に入るくらいまで社会的地位が低かった。

給料も安くて少数の志がある人以外は良い人材が来なくなってた。結果、大都市でもヤブがたくさんいた(薬の副作用の知識が皆無とか、中医ならまだしも西洋医学の医者なのに外国語は一切わからんとか)。

21世紀前後になってからやっと医師の地位が上がってきて(献血するだけでも当時としては高額の賞金が出たり、2週間くらい休みを貰えたり)、給与や待遇も上がったがそんなに簡単に医師が増えるものではない。さらに能力がある医師は金を稼げる外国に行ってしまったり。

21世紀初頭でも農村では偽医者が横行していた。保険制度の不備で、病院は非常に金がかかるため(入院なら数十万円~相当の保証金の前払いも必要だったり、手術となれば日本円で数百万円単位も。年収が数万円とかの人が)、医者にかかれず所得が低い人は親戚に借金しまくって医者にかかるか、諦めて薬で散らすような状態。貧乏人が医者にかかれない状態は今でも続いてる。

なので、医療崩壊する原因はそもそもが共産党の政策のため、という。そこを書かないといけない。