ロシア軍、南部ヘルソン州放棄も 総司令官が示唆
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c47c4e2d1675436399c58bfcfa453938a7426dc
ウクライナ侵略を続けるロシア軍のスロビキン総司令官は18日、ロシアが併合を宣言した
南部ヘルソン州でウクライナ軍の攻勢により「困難な状況」が発生しているとし、状況次第では
「容易ではない決断」も排除しないと述べた。報道陣への発表をタス通信が伝えた。
ヘルソン州の少なくとも一部地域を放棄する可能性を示唆した形。
仮にヘルソン州の主要地域を喪失した場合、露軍の劣勢がさらに加速する見通しだ。

スロビキン氏は、高機動ロケット砲システム「ハイマース」を使ったウクライナ軍の攻撃でヘルソン州内の
橋などが破壊され、輸送路が使用不能になっていると説明。軍事作戦全体に関しても
「軍は早急に前進するのではなく、敵の攻勢を打ち砕く戦略をとっている」と主張し、
守勢に回っていることを暗に認めた。