和訳】英国国防省 ウクライナ情報 19.10.2022
https://twitter.com/GdPanzergraf/status/1582633656924835841
・侵略から8カ月、ロシア軍指揮統制の主要要素はますます機能不全に陥っている。戦術レベルの視点では、
新たに動員した予備役兵を組織し、指揮するために必要とされる有能な下級士官の不足が、ロシア軍において悪化しつつある。

・目撃証拠から推測して、2022年10月15日にベルゴロド近辺で起きたロシア軍予備役兵による同僚兵士11人銃撃事件は、
ある士官が少数民族出身の予備役兵に対して、極めて侮蔑的な発言をしたのちに起きたと考えられる。
下級レベルの指揮能力の低さは、ロシア軍組織の多くでみられる低い士気と部隊の一体性の弱さを、
さらに悪化させている可能性が高い。

・2022年2月の侵攻時に、各部隊を直接作戦指揮した将官のうちの4人が、現在、既に解任されている。
その後任者たちは今のところ、ロシアの戦闘遂行能力をほとんど向上させていない。
指揮の一貫性・継続性の欠如は、西側諸国の軍でそれが起きた場合と比べて、
ロシア軍により混乱をもたらす可能性が高いだろう。なぜなら、ロシア軍のドクトリンでは、
作戦計画策定は、さまざまな幕僚・参謀による集団的努力によらず、主として司令官個人に依存しているからである。
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