ロシアが併合を宣言したウクライナ南部ヘルソン州の親ロ派「行政府」トップ、サリド氏は19日、
州都ヘルソンにある全ての行政機能をドニエプル川対岸の東岸地域に移転させるとロシア国営テレビで明らかにした。
実効支配の中心となる行政機関の事実上の撤退。
ウクライナ軍は州都に迫る勢いを見せており、ロシアは今後の戦況次第で州都を含む州の4分の1程度に当たる西岸の支配権を失う可能性も出てきた。