南ウクライナ:(ヘルソン州)

ロシア軍が西ヘルソン州から撤退開始-本文参照

ウクライナ軍当局は、10月21日に前線の状況について限定的な概要を発表した。
ウクライナ軍参謀本部は、ロシア軍が北部ヘルソン州のノヴォヴォスクレセンスケ、ノヴァカミアンカ、
マラセイデミヌカを攻撃したと報告した。一方、ロシアの情報源は、ウクライナ軍が部隊を強化するために
ノヴァカミアンカからウクラインカへ撤退し、ロシア防衛省はロシア軍が居住地のウクライナ軍ハンガーを
攻撃したと主張している。ジオロケートされた映像は、ノヴァ・カミアンカの南に進もうとするウクライナの
努力に対して想定されるロシアの砲撃の余波を示し、いくつかのロシアの軍事ブロガーは、
ウクライナ軍がベリスラフ方面に進もうとしたと主張しているロシア国防省は、ロシア軍が
インフレート川近くのダヴィディブブリド-スキヒ・スタヴォク地区でウクライナの反撃の妨害をしたと主張した。
ロシア情報筋はウクライナ軍がヘルソン市北西部の入植地に引き続き砲撃を行ったと主張した。

ウクライナの南部作戦司令部は、ロシア軍がドニプロ川を渡って軍備を輸送する際にウクライナの
民間人を人間の盾として使用していると強調し、ロシアの情報源は、ヘルソン市からのフェリーを
待つ民間人の列を示す映像を公表した。ロシア軍はウクライナの攻撃を制限するために民間人と
共に撤退する軍人の輸送を行っているかもしれない。人間の盾の使用は戦争犯罪である。
ウクライナ軍は、10月20日にアントニフスキー橋を攻撃することによって、ヘルソン州での阻止作戦を継続した。
ロシアの情報源は、ウクライナ軍が橋を渡っていたとされる4人の民間人を殺害したと非難した
南部作戦司令部のナタリヤ・フメニュク報道官は、ウクライナ軍が夜中にアントニフスキー橋を
攻撃したことを認め、橋に民間人がいることは、ヘルソン州でロシアによって出された外出禁止の
ため不可能であることを主張した。ウクライナ参謀本部はまた、ウクライナ軍が10月19日に
アントニフスキー橋の下にあるロシアの橋脚を攻撃したことを確認したその他、ウクライナ軍は
北部と中部ヘルソン州のロシアの拠点と弾薬庫を攻撃し続けていた。