バイデン政権に中絶問題が強烈な追い風に
https://news.yahoo.co.jp/articles/f419cac75b81b58c56945ccf8dd3dda01a35e0f2
投票日まで1か月を切った今、支持率は40%台まで回復している。きっかけは6月、
人工妊娠中絶を認める「ロー対ウェード判決」を覆した米最高裁の判断だ。1973年、
中絶を犯罪とする法律を違憲とした同判決を、トランプ前政権下で保守系が判事の多数派に
なった今の最高裁は「憲法は中絶の権利を与えていない」と否定した。

 新たな判断をうけて中絶が禁止・制限する州が現れる一方、女性の「選択する自由」を守るべきだという意見が台頭。
レイプされた女児が中絶手術をするため州境を越えるといった事件もあり、
宗教保守を支持基盤とする共和党への猛烈な逆風となった。